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FlyFishing Trip - 7/10〜10
〜ミズーリ・リバー編〜

ヘンリーズフォークから車で約5時間くらいの所にあるのが今回2つ目の目的地であるミズーリーリバー。モンタナ州のクレイグという小さな田舎町でフライショップがいくつかとバーくらいしかなく釣りがメインでなっているような町です。


(移動中、突然ヒョウに降られとても危なかった。)


(だから移動中、たとえ寝てしまってもシートベルトは絶対!!笑)

お昼は途中の町のPita Pitにて。オーダー時に好きなお肉を選び、その場で好きな野菜とソースを選んでラップを作ってくれます。何を頼んでも美味しい!アメリカ釣行の時に僕達はこのような物を自分で作って釣り場に持って行ってました。

(直接具材を見て選びます。)


(かなりのボリュームに見えますが野菜が殆どなので意外と軽く食べることができます。この後、兄は嫌いなパクチが入っていることに気付き、、、笑)


(クレイグは写真で見えない部分にあと2軒ほどお店があるくらいの小さな町です。)



【期間】
7月10日〜16日
10日はヘンリーズフォークからの移動日で16日は日本へ帰る日なので釣りが出来るのは5日間となります。

【釣り】
ヘンリーズフォークと同様、ドライフライのマッチザハッチですが、ヘンリーズフォークよりも更に大きな川での釣りです。水深も深いところもあり、川通しはできないのでウェーディングではいけないポイントも沢山ありドリフトボートをレンタルして下りながらの釣りをすることもできます。(ちなみにドリフトボートは3人乗りで1日150ドル。)またガイドを使えばもっと簡単に釣りをすることもできる川です。

僕たちはドリフトボートを借りず車でアクセスできるポイントのみで釣りをしました。


釣り場は川沿いの道路を走っているとアクセスポイントと書かれた看板がありとても簡単に見つけることができます。

今回の期間では虫は、
・PMD
・トライコ
(写真はヘンリーズフォークで取った物)
・カディス

(写真はヘンリーズフォークで取った物)

などがよく見られました。
Sugisaka Netsの20inch ネットには編み目の細かいリリースネットが付いているので飛んでいる虫を採取することも簡単にできます。)

採取した虫は専用のボトルに入れ宿泊先まで持ち帰ります。そして宿泊先で実際に虫の色を見てタイイングをします。ミズーリでも夜や早朝など時間がある時にタイイングをしました。


(やっぱりここでも体中が虫だらけになったり。笑)

完成品フライのスルーウイングはここでのおすすめパターン!!現地の"The Trout Shop"にも売っています!)

大体同じ種類の虫が見られましたが、ヘンリーズフォークとの違いは場所を探せば大体1日中どこかでライズを見つけることができるということです。ですので良い日は朝の7時くらいから夜暗くなる手前の10時くらいまでドライフライでの釣りができます!

ライズを見つけることは容易ですが、岸際のゴミだまりやカーブのヨレなどの複雑な流れの中でライズを繰り返している魚が多く、この川はローカルの釣り人の数もとても多いのでアクセスが簡単なポイントで見られる魚はスレスレでした。さらに虫の数もヘンリーズフォークよりも更に多くそう言った状況の中で魚に自分のフライ選んでもらうためにはフライの選択、キャストのタイミング、魚の動きの読んだりと毎日勉強になることが多かったです。


今回は毎日毎日めまぐるしくハッチの状況も変わったので全く飽きることなく5日間釣りが楽しめました!!

アベレージサイズは40センチ後半から50センチ半ば、殆どがニジマスでたまにブラウンが混じります。そしてめちゃめちゃ走る。フッキングから一気に50mくらいラインを出されてしまうこともありまるでボーンフィッシュを釣っているかのような感覚もあります!


岸際には水草や藻が大量にあり、フッキングしてからも魚のコントロールしたり勉強するところがいっぱいです。水草に突っ込まれないようにラインを張ればラインブレイクの可能性も高く、緩めれば突っ込まれフライを外されてしまったりとなかなか一筋縄ではいきません。


釣り場はバックスペースが無い場所もあり、シューティングスペイでドライフライをキャストしながら釣りも楽しめました!

シューティングスペイラインならバックスペースがない場所でも釣りをすることができます。)

ミズーリでも20インチ(約51cm)オーバーの魚を数多く釣ることができました!!














(魚をかけてからランディングまで理想的なファイトができた!!)






(朽ち果てたクラシックカー。この近くで牛の群れに威嚇され1時間弱立ち往生するハプニングも。笑)


(100m以上走ったパワフルな魚。54cm!!)


(撮影中ですが葉巻でチル。)


(カーブのヨレの中でライズのライズをGET!!)






【宿泊】
今回僕達が泊まったのは、ショップから10分くらいのところにある一軒家。ベースメントとガレージ付きの一般的なアメリカンハウスでした。

(家の中は沢山のアートが飾ってあって洒落乙。)


(最終日は宿泊先のバックヤードから見事なダブルレインボーが。ニコちゃんマークとドクロのフラッグがアメリカっぽい)

【食事】
ヘンリーズフォークと同じで基本は自炊です。ミーズーリでもトンカツ、ハムカツ、パスタなどなど美味しい食事ができました。


(ラーメンも作りました!やっぱりラーメンはうまい!)

町にレストランはないが、ハンバーガーやブリトーを売ってる店やトラウトショップでも朝ご飯と昼ご飯を注文してマフィンやサンドウィッチを作ってもらうこともできます。

この町にはスーパーがないがちょっとした物なら車で10分くらいのところにあるウルフクリークのガソリンスタンドで買うことができます。この店にはソフトクリーム(自分で作るタイプ)が売っていてミズーリに来た際は必ずいく場所の一つです。

【服装】
早朝はかなり冷え込むのでダウンジャケットなどの厚手のジャケット着るが日が昇ればかなり温かくなりシャツだけで釣りができます。

・短パン
・タイツ(ヘンリーズフォークよりも日中の気温が高かったため1枚に変更)
・靴下(ヘンリーズフォークよりも日中の気温が高かったため1枚に変更)
・ロンT(K・Bullet ロングスリーブ・スポーツTシャツ
・フィッシングシャツ(超撥水ウルトラドライシャツ
・透湿ウェーダー(AQUAZ NEW DRYZIP ウェーダー
・ウェーディングシューズ(SCIERRA CC3 ウェーディングブーツ):そんなに滑りやすい川じゃないのでフェルトソールでいい。
・キャップ(World Wide Anglers メッシュキャップ
・レインギア
・ベスト(KENCUBEハイクオリティーフライベスト
・フェイスマスク(KENCUBE桜鱒柄フェイスマスク
・ウォーターパック(ウォーターパック1.5L):これがあれば釣りをしながらでもこまめに水分補給することができます。


(ミズーリの朝は、、、寒い。。)

【タックル】
ロッド:K・Bullet SP #4 9ft
    K・Bullet SNIPER #4 10ft
    K・Bullet SNIPER #6 10ft:バックスペースが無い場所でライズが遠い時はスナイパー#6の出番!
リール:K・Bullet TLX #2-4
    SCIERRA TRAXION 3 #5-7
ライン:シューティングスペイラインS #4 +EXシューティングライン フローティング020
    シューティングスペイラインS #4 +EXシューティングライン フロントテーパー020
    シューティングスペイラインS #6 +EXシューティングライン フロントテーパー020



【その他】

ミズーリと言ったら、
"The Trout Shop" 

("The Trout Shop" 早朝の店内はお客さんでごった返している。)

この町に一番最初に出来たフライショップです。ヘンリーズフォークで言うトラウトハンターの様にフライショップだけでなく、宿泊、ガイド、レンタルボートなどやっています。ショップ内にはドリンクやコーヒー、マフィンなども売っています。ですので朝ご飯はここで注文するこもできます!


(オーナーのクリスさん、とても親切な方です。ショップの横の小屋にあるこの看板は彼が21年前にお店をオープンした際に自分で描いたそうです。)


※今回のヘンリーズフォークとミズーリ釣行は釣りビジョンの撮影で行きました。撮影された映像は編集されアメリカ版の釣りビジョンサイトにアップされる予定です。